ABOUT

昔ながらの小さな工場が残る職人の街、東京都荒川区。
わたしたちは、のんびり走る都電を見下ろす自社工場で照明をつくっています。

高度成長期以降モノづくりの主流が海外に移行していく中、
わたしたちは昭和初期よりこれまで変わらずモノづくりを継続してきました。
特注照明器具の世界で長年培った技術とノウハウを活かして
オリジナル商品を作りたいと立ち上げたアプロス。
『オリジナルデザイン』『精緻な加工・確かな安全性』日本製に誇りをもって、
コスト重視の既製品・海外製品が主流になった業界に、これからも変わらず挑戦し続けます。

企画から出荷まで、ひとつひとつに責任をもって

[ プランニング - デザイン - 生産 - 検査 - 品質管理 - 出荷作業 ]
APROZでは、全ての行程を一貫して自社にて行っています。

デザインと製造を分断しないこと。
密接な距離感により、アイデアと技術の狭間の意思疎通が可能となります。
設計・デザインに柔軟性が生まれ、製造技術が刺激されることなど、
相互作用により「モノづくり」のポテンシャルを最大限に引き出せると考え、
実施しています。

また、生産から出荷まで一元管理をしていることにより
制限が軽減され、柔軟に対応できることも多くなります。
例えば、分業工程では難しくなってしまう様な少量製品の企画、
豊富なカラー展開に対応ができることなど。

もちろん、細部までの品質の維持・管理により
ひとつひとつの製品に責任をもつことができることも強みです。

素材と技術が合わさって生み出されるデザイン

素材がもつ雰囲気や性質を大切にした、
日本の住空間に素直に溶けこむデザイン。

金属加工・塗装工場として培ってきたノウハウや
日本の職人でなければ難しい特有の木材加工技術が活かされていることが
アプロスのデザインの特徴のひとつです。

あかりを楽しむ

季節を楽しむように
日々のあかりを楽しむということ。

私たちは自然光と照明器具などによる人工光の
2つのあかりの中で暮らしています。

私たちは自覚している以上に「あかり」に影響を受けているようです。
プライベートなあかりと家族で過ごすあかりを無意識に使い分していたり、あかりで気分や体調が変わったりもします。

そして、あかりとともにあるのが「陰影」です。
日本には、「陰影」を認める美意識・文化があり、
ものごとを立体的に、深みをもって感受できる感性を養ってきました。
陰を消すことに執着しすぎてしまっている昨今、だからこそ
人工でつくる光のあり方を見直すことの重要性を感じています。

1日の中で、自然光も人工光も陰影も、四季を楽しむように
あかりをもっと意識をしていけたら、
私たちの暮らしはより鮮やかさを増すのかもしれません。